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ディフェンド ”3年前の真実” 2

[342]  2006-04-26投稿
 
3年・・・

 俺が寝ている間に何があったんだ?

 皆・・・

 皆、何処に行ったんだよ・・・―――。

 「おーい!」
 後ろから声が聞こえる。
 「んあっ?」
 啓吾が振り向くと、そこにはさっきの男が立っていた。
 「あんた、さっきの・・・?」
 「あぁ。ところで御前は・・・―――」
 「?」
 「リイバーの一員だったんじゃないか?」
 「えっ・・・」
 啓吾は驚いた顔で言う。
 「そぅなのか?」
 「あぁ、確かにそうだけど」
 「そぉか・・・、まだ記憶があるものがいたとは・・・」
 「あっ?記憶・・・?」
 「知らないのか?!リイバーは3年前に記憶を抜かれて全滅したことを」
 「!!」
 
 3年前・・・
 そのころ俺は眠っていた。たぶんあの戦いで気を失ったからだとおもう・・・。
 その間に、俺以外の人達は記憶を抜かれたんだ。

 その男の話を聞くと、3年前のあの戦いの後、夢玉は2つとも消滅。そして、ディーカは古田裁判官の手によって全員死刑。そして、古田裁判官はこのようなことを二度と繰り返さないように、2つの牢屋を消した。そして、リイバー全員(啓吾以外)の記憶を抜いた。これが、3年前に起こった全て。

 「じゃあ、記憶を抜かれた皆は何処に?」 
 啓吾が男に問う。
 「分からない・・・。でも、予測ではあるが、自分達が本来居るべき所にいると思う」
 
 つまり、リイバーにならなかったらなっていた自分の居場所にいるということだ。

 「そぉか・・・。じゃ、俺は行くぜ」
 「あぁっ、まってくれ!」
 男に呼び止められ、啓吾は立ち止まった。
 「御前に、俺の仕事を手伝ってもらいたい」

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