携帯小説!(PC版)

トップページ >> ホラー >> 屍病院 2

屍病院 2

[617]  黄粉  2008-03-09投稿
私は扉を開いて外に出た。 誰もいない・・・・・・・ただ長い廊下が続いているだけだった。私は一人ぼっちだった。 この病院には誰もいないのだろうか?と思ったその時、 「あら、あなたどうしてこんなところにいるの?」 誰かに声をかけられた。看護士だった。 だけど、なんだか格好が古くさい。 でも、人に会えてよかった。 とりあえず私は安堵の息をついた。看護士は私の手を引いて、言った
「さぁ、早く戻りましょう。ここはあなたみたいな関係者じゃない人は入っちゃだめなのよ。」 私は申し訳ない気持ちになった。 だってさっき私はここで寝ていたのだから。
「ごめんなさい。私・・・」
謝ろうとした時、看護士は私の手を強く掴んで、歩いて行った。エレベーターで三階まで下りて、ある部屋の前に来た。 「え?何?」
”手術室” 「さあ、入って。」 私の頭の中で、反射的に「逃げろ」と、警報がなった。 看護士は笑っている だが、私は泣きそうだった。
このままじゃ・・・・・・!
だかもう遅かった。私は手術室の中にいた。
看護士の手には鋭いメスが握られ、それは弱々しく光を反射させていた。

つづく

感想

感想はありません。

「 黄粉 」の携帯小説

ホラーの新着携帯小説

サーバ維持用カンパお願いします。
WebMoney ぷちカンパ

Twitterで管理人をフォローする

利用規約 - サイトマップ - 運営団体
© TagajoTown 管理人のメールアドレス