愛すべき二人
見知らぬ人の会話。
盗み聞きする人…私。
真面目そうなサラリーマンと、人の良さそうなおじさん(多分上司)の会話。
「あの、昨日お貸ししたあれですが…」
「ああ、あれね。うん。なかなか面白かった」
「あ、よかったです、いやホッとしました…ああいったものには好みがありますしね」
「ああ、そうだな…なかには下品なものもある。だがあれは、上品だ」
「ですよね〜!じゃあまたお貸ししますよ、おとぼけ課長」
かりあげくんもいいよ…
心のなかで伝えた。
フリテンくんは少し下品だから、貸さないようにねって付け加えて。
盗み聞きする人…私。
真面目そうなサラリーマンと、人の良さそうなおじさん(多分上司)の会話。
「あの、昨日お貸ししたあれですが…」
「ああ、あれね。うん。なかなか面白かった」
「あ、よかったです、いやホッとしました…ああいったものには好みがありますしね」
「ああ、そうだな…なかには下品なものもある。だがあれは、上品だ」
「ですよね〜!じゃあまたお貸ししますよ、おとぼけ課長」
かりあげくんもいいよ…
心のなかで伝えた。
フリテンくんは少し下品だから、貸さないようにねって付け加えて。
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