心〜6〜
どうして……?
なんで真奈美の机がないの?
まさか…
一瞬、嫌な予感が胸を過ぎった
。
私の恐れていた最悪な自体ではないけれど、なんで真奈美が?
すると、クラスの一人が私に話しかけてきた。
「ねぇねぇ優梨チャン♪昨日、めっちゃすごかったよぉ!!」
「え…?」
何を言われているのか、理解するのに時間がかかった。
「だからぁ、真奈美にああ言ってことだよぉ!!もう、超勇気あるなって思ったしぃ!!」
「…あ…うん…?。」
こんなこと人から言われるのは初めてだから、かなり返事がぎこちなくなってしまった。
あぁ、恥ずかしい。
「…てゅうかさぁ、真奈美ってウザくない!!いつも女王みたいな態度とっちゃってさァ!誰もアイツの味方なんていねぇっつうの!!」
ズキン
確かにそうだけど、なにもそこまで言わなくてもよくない?
自分だってさっきまでキライだと思っていた真奈美だけど、こんな悪口を聞くと、やっぱりかわいそうと思ってしまう。
こんなこと言ってるから、真奈美にもなめられるのかな?
「…そこまで言わなくても…」
「またまたぁ!そんなこと言ってるから真奈美になめられるんだよ!?」
やっぱり…
「でさぁ、今日真奈美が学校きたんだけどみんなで机といっしょに教室追い出してやった!超ウケる〜(笑)」
やっぱり…これも予想していたこと。
だけど、ちょっとヒドくない?
これじゃあ真奈美があまりにかわいそうだよ…。
こんなこと言ってる私はやっぱり甘いのかな…
でも、でもこれだけは譲れないよ。
やっぱりヒドい。
でも、そんなこと思う半面、真奈美のことを「いい気味だ」なんて思う自分もいた。
私は、弱虫で臆病で卑怯な人間だよ。
実際、私のような人間が世の中に山ほどいると思うと、なんだかゾッとする。
変えたくても変えられない、最低な性格だよね。
なんで真奈美の机がないの?
まさか…
一瞬、嫌な予感が胸を過ぎった
。
私の恐れていた最悪な自体ではないけれど、なんで真奈美が?
すると、クラスの一人が私に話しかけてきた。
「ねぇねぇ優梨チャン♪昨日、めっちゃすごかったよぉ!!」
「え…?」
何を言われているのか、理解するのに時間がかかった。
「だからぁ、真奈美にああ言ってことだよぉ!!もう、超勇気あるなって思ったしぃ!!」
「…あ…うん…?。」
こんなこと人から言われるのは初めてだから、かなり返事がぎこちなくなってしまった。
あぁ、恥ずかしい。
「…てゅうかさぁ、真奈美ってウザくない!!いつも女王みたいな態度とっちゃってさァ!誰もアイツの味方なんていねぇっつうの!!」
ズキン
確かにそうだけど、なにもそこまで言わなくてもよくない?
自分だってさっきまでキライだと思っていた真奈美だけど、こんな悪口を聞くと、やっぱりかわいそうと思ってしまう。
こんなこと言ってるから、真奈美にもなめられるのかな?
「…そこまで言わなくても…」
「またまたぁ!そんなこと言ってるから真奈美になめられるんだよ!?」
やっぱり…
「でさぁ、今日真奈美が学校きたんだけどみんなで机といっしょに教室追い出してやった!超ウケる〜(笑)」
やっぱり…これも予想していたこと。
だけど、ちょっとヒドくない?
これじゃあ真奈美があまりにかわいそうだよ…。
こんなこと言ってる私はやっぱり甘いのかな…
でも、でもこれだけは譲れないよ。
やっぱりヒドい。
でも、そんなこと思う半面、真奈美のことを「いい気味だ」なんて思う自分もいた。
私は、弱虫で臆病で卑怯な人間だよ。
実際、私のような人間が世の中に山ほどいると思うと、なんだかゾッとする。
変えたくても変えられない、最低な性格だよね。
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