ボクはペット
首輪の鎖がジャラジャラと鳴る。素肌に金属のヒンヤリした感触がくすぐったい。カーテンが橙色になっている。もうすぐご主人さまが帰ってくる。
背伸びをして裸のまま塒から這い出た。首から伸びた鎖がユタカの自由を奪っている。
外に出なくなってどれぐらい経っただろうか。太陽に当たらないので、肌は白くなった。曜日の感覚はもうない。
捜索願いは出されたのだろうか。ここから脱け出すことを夢見ていても、恐怖のあまり、主の言いなりになっている。まるで犬のように。
今日も優しく可愛がってくれるだろうか。それとも不機嫌に足蹴にされるのだろうか。
ユタカは男にただひたすら暴行され、ひたすら犯される。
ふたりは言葉を交わすこともなく、ひたすら肉を弄ぶ。
ブーツの足音がドアの外から聞こえてきた。ユタカは反射的にお座りの格好になる。帰宅する男の顔は決して見ない。見ると殴られる。男の息遣いに耳をそばだてる。機嫌を探る。
男は服をハンガーに吊るすといつもの場所にどかっと座り、胡座を組む。ユタカは大人しく男の傍らににじりよる。
これから調教がはじまるのだ。
ユタカは床に落ちた男の警察手帳を口でくわえた。
背伸びをして裸のまま塒から這い出た。首から伸びた鎖がユタカの自由を奪っている。
外に出なくなってどれぐらい経っただろうか。太陽に当たらないので、肌は白くなった。曜日の感覚はもうない。
捜索願いは出されたのだろうか。ここから脱け出すことを夢見ていても、恐怖のあまり、主の言いなりになっている。まるで犬のように。
今日も優しく可愛がってくれるだろうか。それとも不機嫌に足蹴にされるのだろうか。
ユタカは男にただひたすら暴行され、ひたすら犯される。
ふたりは言葉を交わすこともなく、ひたすら肉を弄ぶ。
ブーツの足音がドアの外から聞こえてきた。ユタカは反射的にお座りの格好になる。帰宅する男の顔は決して見ない。見ると殴られる。男の息遣いに耳をそばだてる。機嫌を探る。
男は服をハンガーに吊るすといつもの場所にどかっと座り、胡座を組む。ユタカは大人しく男の傍らににじりよる。
これから調教がはじまるのだ。
ユタカは床に落ちた男の警察手帳を口でくわえた。
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