携帯小説!(PC版)

孤独

[363]  れん  2008-03-16投稿
靴ひもはほどけたまま
夜の片隅で
膝をかかえて
一人 うずくまっていた
悲しみをさらけ出すわけでもなく
泣き叫ぶわけでもなく

ただひとり
じっと
苦しみと
悲しみと
憎しみが去るのを
待っていた

夜の片隅で
誰かが声をかけてくれるのを
待っていた

誰かが手を差し伸べるのを
待っていた

夜が明けるのを
待っていた

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