今、恋してる… [3]
だが、それはすぐに証明された。
一度は二人離れたが、大学までもう少し、というところでその女が信号で止まっているのを発見した。
あまり歩くスピードが速くないオレも女に追い付くことができた。
そして、彼女のバッグを横目で見ると、鈴のついたバッグの隅に小さく「AMI」と刺繍されているのに気づいた。
まさかと思い目線を上げてみると、そこにはあの時の「亜美」と全く同じ顔が映った。
オレは動揺してしまったが、周りに他にもたくさん人がいたため、冷静でいるしかなかった。
「亜美」は少し緊張していてそわそわとした様子だった。
話しかけようとしたが、オレも緊張していたので話しかけることができなかった。
結局そのまま大学に着き、オレと彼女は離れてしまった。
それ以降オレは毎日少し早めに家を出て電車に乗り続けたが、彼女を見つけることはなかった。
ただ、「亜美」がオレと同じ大学だということだけは知ることができた。
オレは喋ったこともない人に恋心を抱いている…。
一度は二人離れたが、大学までもう少し、というところでその女が信号で止まっているのを発見した。
あまり歩くスピードが速くないオレも女に追い付くことができた。
そして、彼女のバッグを横目で見ると、鈴のついたバッグの隅に小さく「AMI」と刺繍されているのに気づいた。
まさかと思い目線を上げてみると、そこにはあの時の「亜美」と全く同じ顔が映った。
オレは動揺してしまったが、周りに他にもたくさん人がいたため、冷静でいるしかなかった。
「亜美」は少し緊張していてそわそわとした様子だった。
話しかけようとしたが、オレも緊張していたので話しかけることができなかった。
結局そのまま大学に着き、オレと彼女は離れてしまった。
それ以降オレは毎日少し早めに家を出て電車に乗り続けたが、彼女を見つけることはなかった。
ただ、「亜美」がオレと同じ大学だということだけは知ることができた。
オレは喋ったこともない人に恋心を抱いている…。
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