バスターズ!・第二十三話「二倍の恐怖」
もう一つの白い巨体が浮かび上がり、恐怖は二倍となって現れた。
「ヒュー・・ヒュー・・ヒュー・・」
化け物が同時ににじり寄ってくる。
「ちくしょお!てめえら近づくんじゃねえ!!」
龍一はアキラの前に立ちふさがり、持っていた学生カバンの中身を手当たり次第に投げ始めた。
しかし、そんなものでひるむはずもなく、さらに化け物は龍一達のもとへにじり寄って来た。
「くっそぉぉぉ!!」
投げるものも無くなり万策つきた龍一は、無謀にもカバンを紐を持ってブンブン振り回しながら、化け物に突撃しだした。
しかし・・・
「ガアッ!」
ドッ!!
「ぐあっ!!」
龍一は化け物のなぎ払いを体の右側面に食らい、左方向に10メートルほど吹っ飛ばされ、転がったあげく地面にうつぶせた。
「あ・・が・・・!」 全身が悲鳴をあげる。しかし、アキラを守るため龍一は必死で立ち上がろうとした。
立ち上がろうと右手を地面につこうとしたその時だった。
「があああっ!!う・・・腕がっ・・・!」
耐えようの無い痛みが右腕に走る。化け物になぎ払いを食らったとき、すでに右腕は折れていた。
「アキ・・・ラ・・・!」右腕を押さえながら痛みをこらえ、龍一はなんとか立ち上がった。
「ヒュー・・・ヒュー・・・」
息遣いが聞こえる。前を見ると化け物達が並んで立って今にも襲い掛かるようかのように、大きな口を龍一に向けていた。
「ちくしょお・・・アキラぁ・・・!」
「ヒュー・・ヒュー・・ヒュー・・」
化け物が同時ににじり寄ってくる。
「ちくしょお!てめえら近づくんじゃねえ!!」
龍一はアキラの前に立ちふさがり、持っていた学生カバンの中身を手当たり次第に投げ始めた。
しかし、そんなものでひるむはずもなく、さらに化け物は龍一達のもとへにじり寄って来た。
「くっそぉぉぉ!!」
投げるものも無くなり万策つきた龍一は、無謀にもカバンを紐を持ってブンブン振り回しながら、化け物に突撃しだした。
しかし・・・
「ガアッ!」
ドッ!!
「ぐあっ!!」
龍一は化け物のなぎ払いを体の右側面に食らい、左方向に10メートルほど吹っ飛ばされ、転がったあげく地面にうつぶせた。
「あ・・が・・・!」 全身が悲鳴をあげる。しかし、アキラを守るため龍一は必死で立ち上がろうとした。
立ち上がろうと右手を地面につこうとしたその時だった。
「があああっ!!う・・・腕がっ・・・!」
耐えようの無い痛みが右腕に走る。化け物になぎ払いを食らったとき、すでに右腕は折れていた。
「アキ・・・ラ・・・!」右腕を押さえながら痛みをこらえ、龍一はなんとか立ち上がった。
「ヒュー・・・ヒュー・・・」
息遣いが聞こえる。前を見ると化け物達が並んで立って今にも襲い掛かるようかのように、大きな口を龍一に向けていた。
「ちくしょお・・・アキラぁ・・・!」
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