学校の屋上の警察署 ―アンサー11―
―俺は真奈ちゃんの為にこの事件を、、、、、(?)あっごめん撤回するわ、俺はさらわれた皆の為に、この事件を解決したい!」
佐藤は真っ赤な夕日を眺めながら力強く言った
それを最後に佐藤は翼を生えて廃工場に飛んでいった
************
そして約束の午後6時。
夕日の光が差し込み工場内は綺麗なオレンジ色に染まっていた。
佐藤は簡単な造りの鉄階段の前に居た。
その階段の三段目に両足、五段目に腰掛ける様に誰かが座っていた。
シルエットしか分からず、誰かは認識出来ない。
だがそいつは“笑っていた”自分の思惑どうりに事が進んだように右手を顔に当て、小刻みに体が震えていて微かにクククッと聞こえて来る。
佐藤は生唾を飲み込み、
「や、約束どおりに来たぞ、笹木裕介様。」
おどけた様子で言った。
すると、笹木裕介つまりアンサーは笑うのを止めて、「私はアンサーであって、今は笹木裕介ではありません。」
その言葉に佐藤はにやけた。
「そうかい、じゃあアンサー、早く誘拐した人達を開放しろよな」
「安心してください、もうとっくに開放していますよ。」
「じゃあ事件解決だな」
夕日が完全に西に沈んだ。
佐藤は真っ赤な夕日を眺めながら力強く言った
それを最後に佐藤は翼を生えて廃工場に飛んでいった
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そして約束の午後6時。
夕日の光が差し込み工場内は綺麗なオレンジ色に染まっていた。
佐藤は簡単な造りの鉄階段の前に居た。
その階段の三段目に両足、五段目に腰掛ける様に誰かが座っていた。
シルエットしか分からず、誰かは認識出来ない。
だがそいつは“笑っていた”自分の思惑どうりに事が進んだように右手を顔に当て、小刻みに体が震えていて微かにクククッと聞こえて来る。
佐藤は生唾を飲み込み、
「や、約束どおりに来たぞ、笹木裕介様。」
おどけた様子で言った。
すると、笹木裕介つまりアンサーは笑うのを止めて、「私はアンサーであって、今は笹木裕介ではありません。」
その言葉に佐藤はにやけた。
「そうかい、じゃあアンサー、早く誘拐した人達を開放しろよな」
「安心してください、もうとっくに開放していますよ。」
「じゃあ事件解決だな」
夕日が完全に西に沈んだ。
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