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白黒の恋?〜白と黒の間〜?

[235]  ソウキュウ  2008-03-21投稿
『ちょっと。どこ行くの?待ってよぉ〜』
「え?帰るんじゃ…」
『チコ、今日これから打ち上げするから私とソウキュウ泊めて』
「そんな、悪いよ、女の子の家なんて…」
(いいですよ)
え?
『チコの家、この近くなの。だから打ち上げしたら泊まろう?』
「駄目だよキョン、チコさんのプライベート邪魔しちゃ…」
(いいんです、さ、打ち上げ行きましょう!)
あっさりとした答えに返す言葉なくチコの後ろをついて行く俺。キョンとチコは仲良く二人で歩いて夜の街を歩いている。
着いたのは一件のチェーン店の居酒屋。
個室に入りお酒を頼む。もちろんキョンは俺の隣。
対面してチコが座っている。チコはキョンと同じ大学からの付き合いでキョンの親友だという。
『それでねチコはねぇ…』
(もう、やめてよキョン〜)
キョンはチコとの笑い話を俺に教えてくれた。さっきまでのチコとは違ってかなりフレンドリーに俺に話し掛けてくれたりもした。

が、楽しかったのはそこまで。段々と酒が入るにつれ二人がグチり出し、一人(キョン)が泣き、また一人(チコ)は一緒に泣いたあげく、途中で寝てしまうという収拾のつかない事になってしまったのは言うまでもない。
トホホ…(古)

俺は時間を見計らい、スーツを着たチコを起こし、泣いてるキョンをなだめて会計を済ませ店を出た。終電はもちろん間に合わない午前1時前。
キョンとチコの手を引いてタクシーを拾う。
辛うじて起きてたチコに家のある場所を教えてもらい、タクシーは走り出した。後部座席の真ん中に座った俺は両脇に美女二人を抱えるように乗っている。俺の膝元でぐすぐす鼻をすすっているキョンの頭を撫でながら、チコは俺の肩を借りてまた寝てしまう。お互い疲れてるんだろうなと思いながらチコの住むマンションに着いた。
やっとの思いで部屋に入った。
キョンとチコを部屋に入れ、俺はゼーゼー言いながらキョンに布団の在りかを教えてもらおうとしたが布団はないそうだ。
チコの布団から毛布だけをこっそり頂戴し、キョンとチコを一緒に寝かせようとした。キョンは
『イヤー!ソウキュウと一緒がいいのぅ!!』と駄々をこねるがワンルームのこの部屋にそんなスペースがあるわけもなく↓↓
キョンを無理矢理チコの布団に押し込んだ。

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