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東の谷の総次郎

[564]  カカリナ  2008-03-23投稿
喧嘩上等じゃぁ!!
喧嘩に明け暮れる毎日が退屈になりつつあったのは、既に気付いていた。


オラァ!テメェ等!このままブっとばしてくぞぉ!!

総次郎!いつまで単車走らせんだよ!と牧野が言った途端。

あたりはそれに首を縦に振った。

はぁ?なんなのお前等?舐めてんのか?

総次郎が言った。

別に、そんなんじゃねぇよ。でも、学校も今日で1週間行ってねぇじゃんかよ!と牧野。

そして、悪いけどよぉ、お前を畑坂中学の番とは、言えねぇわ。

なぁ?みんなそうだろ?!

あたりが、もう一度今回は深くうなづいた。

総次郎は、畑坂は終わりだな。解散だ。


15歳の総次郎にとって
牧野の言葉はとてもつらかった。

そして、


初めて一人になった。。

ガラガラガラ。
東谷!遅いぞ!と担任。
黙れよ。テメェ。
と総次郎。

なんだその態度は?
バチィン!!
教室中に響いた。
担任のビンタが
総次郎の左頬に直撃した。


総次郎がキれた。

テメェ!ゴラァ!
総次郎は校内暴力をしてしまった。

担任は、鑑別行きだ。
なぜか微笑んだ。

そして総次郎2ヶ月の間鑑別所で過ごすのであった。

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