携帯小説!(PC版)

トップページ >> 詩・短歌・俳句 >> 闇とカラス○●

闇とカラス○●

[207]  yama  2008-03-25投稿

明けガラス 。

もう朝を告げている。

長くて短かった夜のカーテンをひらくのだと。


夜の間じゅう、

ジッと暗闇に溶け込んでいたその身体は、

「ヤミが好きさ」と言わんばかりに、

朝の光の中で夜を切り抜いてまとっているんだね。

夕ガラス。

夜の空へと戻っていくね。

仲間達は空いっぱいに羽を広げて、ほら、暗闇をつくっているよ。

シロ猫がほら、
おひさまの光を切り取って身体にまとい始める時間。

カラス達よ、
キミらが闇に溶けてみえなくなってしまう前に、

ボクらも豪華に暗闇をまとい、
夜の中へ出掛けるとするか


感想

感想はありません。

「 yama 」の携帯小説

詩・短歌・俳句の新着携帯小説

サーバ維持用カンパお願いします。
WebMoney ぷちカンパ

Twitterで管理人をフォローする

利用規約 - サイトマップ - 運営団体
© TagajoTown 管理人のメールアドレス