携帯小説!(PC版)

トップページ >> SF >> 生きる者たちの物語3‐1

生きる者たちの物語3‐1

[403]  しじゅう  2008-03-25投稿


「では、医者街エリスまで行ってきます」


海まで見送りに来ていたエジに私は言った。

「ああ、路地裏には近づかんようにな。潜等(モグラ)には充分注意しなさい」
「はい。」


私はエジに背を向け、ザバザバと海に入っていった。



医者街エリス。

今は海に沈んだ闇の街。破滅前までは合法違法さまざまな薬が出回っていたそうだ。

島には医者はいない。薬もない。


唯一薬を得られるのはエリスしかない。たくさんの診療所や病院があるから、そこから必要な薬をもらう。



「・・・たしか・・この辺りに・・」


海の中をしばらく歩くと銀色に輝くものが見えた。…線路だ。

これを辿ればステーションに行ける。

ステーションからは医者街行きの電車があるのだ。・・・と言ってもその電車を出すのは私なんだけど。



感想

感想はありません。

「 しじゅう 」の携帯小説

SFの新着携帯小説

サーバ維持用カンパお願いします。
WebMoney ぷちカンパ

Twitterで管理人をフォローする

利用規約 - サイトマップ - 運営団体
© TagajoTown 管理人のメールアドレス