携帯小説!(PC版)

トップページ >> ファンタジー >> 月の葉書2部2−3

月の葉書2部2−3

[464]  速見  2008-03-26投稿
男の子)チィ

男の子は舌打ちをした
その瞬間

ブワアァッ

ナラビと男の子の間に一陣の風が生まれた

風紀)香雲!!!

香雲)OK

香雲が二つ返事で答えると

ビュッ

ナラビは何かに引っ張られるように風紀達の元まで戻された。これが、香雲の能力なのだろうか?ナラビが風紀達の元まで来ると………………

ナラビ)あの人は何者なんだ?

ナラビが呟く。ナラビの視線には服が一部腐敗していた光景があった。その腐敗具合は光の一族の集落の滅ぼされ方と似ていた

風紀・香雲・ナラビ)まさか

三人の考えが一致した

ナラビ)君が集落を襲ったの?

ナラビが声を張り上げて聞くと、男の子は笑みを浮かべて

男の子)その通り、僕がやった

男の子は笑いながら言った

男の子)僕の名前はフライ。闇の一族の最期の生き残りだ

フライは片手を横に伸して言った

風紀)闇の
香雲)一族?

風紀と香雲は単語を区切って聞き返した

ナラビ)聞いた事がないよ

ナラビが首を傾げて言うと

フライ)フッ、“聞いた事がないよ”か

フライは、鼻で笑って半分呆れたような声で言った

が、すぐにフライの表情はガラリと変わった

フライ)ふざけるな!!!!!

フライは凄い剣幕で叫んだ

フライ)お前の一族は僕ら闇の一族にやった事を忘れたのか!!!!

フライは殺気だって言った

その殺気は7歳の子供が出したとは思えないほど、迫力があった。風紀や香雲が思わず後退りしてしまうかもしれないくらいだ



しかし


フライ)フッ

また、鼻で笑ったフライ。その表情から先程の殺気はきえていた

フライ)しかし、光の一族も残るは君一人だけだ。君さえ死ねば僕の望は達成される

フライは再び笑みを浮かべた

ナラビ)エッ!!?

ナラビの顔から血の気が一気に引いた

感想

感想はありません。

「 速見 」の携帯小説

ファンタジーの新着携帯小説

サーバ維持用カンパお願いします。
WebMoney ぷちカンパ

Twitterで管理人をフォローする

利用規約 - サイトマップ - 運営団体
© TagajoTown 管理人のメールアドレス