その恋ちょっと、待った!!!・4
そのまま無理矢理、実里の部屋に連れ込まれた。
「じゃーん!!!こ・れ♪」
実里が特大の笑顔でクローゼットから出したのは…。
「せ…っ、じょっ!!制服ぃうぅぅ!!」
「そっ。アタシの高校時代の。でも今は秋だし、カーディガンでいいっしょ♪リボンも原宿で売ってるのにすりゃ、放課後の女子高生に変身!!」
「嫌だ!!ただでさえ、普通に生きてて中高生に見られるのに!!今更制服なんて!てか実里自分で着ればいいじゃん!!」
「お願いっ。うちのバイトの牛丼屋の優待券あげるからっ。ほら5000円分…。」
うう。ひとり暮らしの学生の私としては牛丼屋5000円のタダ券は甘い誘惑…。
「いやだよ。帰るっ!!」
「お願いっ!!だってひよこ可愛いし、絶対、中…いや高校生の制服似合うし、それに弟の男子高のやつがひよこを女子高生だと思ってナンパしたら面白いし…。」
「…動機が不純だぞ。」
「じゃあ7000…えぇぇい8000円でどうだっ!!ひよこの好きな『トマトナス牛丼』8000円分タダだよ〜。」
「乗った。」
「え?」
「今月ちょうどピンチで…食費削ってたから…。」
「まじで?いいの?ひよこ。」
「うん。あとプラス2000円上乗せしてくれればねっ♪」
「よし…着替えろ!!んで髪もストレートに女子高生風にしちゃいなよっ!!」
「ええい!ヤケだっ!!なんでも着替えるよっ!!」
食い気には勝てない。うう私、やっぱりまだコドモ?
「じゃーん!!!こ・れ♪」
実里が特大の笑顔でクローゼットから出したのは…。
「せ…っ、じょっ!!制服ぃうぅぅ!!」
「そっ。アタシの高校時代の。でも今は秋だし、カーディガンでいいっしょ♪リボンも原宿で売ってるのにすりゃ、放課後の女子高生に変身!!」
「嫌だ!!ただでさえ、普通に生きてて中高生に見られるのに!!今更制服なんて!てか実里自分で着ればいいじゃん!!」
「お願いっ。うちのバイトの牛丼屋の優待券あげるからっ。ほら5000円分…。」
うう。ひとり暮らしの学生の私としては牛丼屋5000円のタダ券は甘い誘惑…。
「いやだよ。帰るっ!!」
「お願いっ!!だってひよこ可愛いし、絶対、中…いや高校生の制服似合うし、それに弟の男子高のやつがひよこを女子高生だと思ってナンパしたら面白いし…。」
「…動機が不純だぞ。」
「じゃあ7000…えぇぇい8000円でどうだっ!!ひよこの好きな『トマトナス牛丼』8000円分タダだよ〜。」
「乗った。」
「え?」
「今月ちょうどピンチで…食費削ってたから…。」
「まじで?いいの?ひよこ。」
「うん。あとプラス2000円上乗せしてくれればねっ♪」
「よし…着替えろ!!んで髪もストレートに女子高生風にしちゃいなよっ!!」
「ええい!ヤケだっ!!なんでも着替えるよっ!!」
食い気には勝てない。うう私、やっぱりまだコドモ?
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