携帯小説!(PC版)

トップページ >> その他 >> BLACK OUT04

BLACK OUT04

[272]  阪田亮太  2008-03-30投稿
「ガルゥ、ガガァ!」
化物は反攻するように叫んだ。だが、なにか可哀相に思える声も聞こえた。だがやはり化物は怒りを忘れず、ユウへと走る。
「来やがれ!斬り捌いてやる!!」
ユウの持つ刀は太陽のように眩しく光り始める、左手の人さし指と中指を右手の握る刀に触れ叫んだ。
「神さえも滅す邪悪の雷、そして、邪悪な雷に裂けないモノは何一つ無い!暗黒迅雷(あんこくじんらい)!!!」
刀から雷が現れ、夕方の茜空を真赤な空に、白い雲は真暗に変わった。まるで地獄に居る様だった。
「消え去れ獣よ!」
「グ、ガァァァ!!!」血、血、血、あたりを見れば血ばかり、獣は砂になり消滅した。
「オマエ、カラダ、オモスギル、ノットリニクイヤツダ、コンカイハ、アイテガヨワクテヨカッタガ、イツモハ、ソウハイカナイ!」
「な!なんだよぉ!倒せたんだからいいだろ!大体普通はこんな化物は現れないんだ、今頃手は震えるし〜!」
ユウは一件済すと愚痴を吐く。が、心の中の声は「ハヤクナレロ、コレカラ、コンナノガ、ゴミノヨウニアラワレル」
「なんで!?訳わかんね〜!」
「ハァ、コレハハナシガナガクナルナ」
「な!教えろよ!なんでこうなった!?」
「オオゴエダスナ!イマ、ナンジダトオモッテイル!」
ユウは時計を見た。
「ゲ!もう9時かよ!ドラマが〜!」
「ッテワケデ、キョウハヤスメ、アシタ、ジックリハナシテヤル」
夜は過ぎてゆく。
「へぇ〜、アイツがか?」
「あぁ、俺等と同じ……………闇側だ。」
その声は闇の空へ!!
ToBeContinued

感想

感想はありません。

「 阪田亮太 」の携帯小説

その他の新着携帯小説

サーバ維持用カンパお願いします。
WebMoney ぷちカンパ

Twitterで管理人をフォローする

利用規約 - サイトマップ - 運営団体
© TagajoTown 管理人のメールアドレス