magicalnote―マジカルノート―?
私の名前は山下咲。通称サク。スポーツと、魔法が大好きな女の子です。そして隣にいるのは、月中鈴。通称レイ。魔法使いの免許を若くしてとった、天才。私は、そのレイの助手なのだけれど…。今私たちは、魔法界のある通りを歩いてます。レイが何か用事があるらしいのだけれど…なんだろう?歩くペースが遅くなっている私にレイが声をかけてきた。 「おい、おせーゾ」 私はハッとして前を見た。レイとの差は、かなり広がっていた。私はレイに追いつこうと駆け出す。私がレイに追いつくと、レイがピタリと止まった。 「ついたゾ」 「ここって…」 私は目の前の建物を見上げる。建物はビルのようであった。6階建てであった。言葉を止めた私にお構いなしに、レイが歩き出した。私はまたもや後を追う。私はイラだちを隠せずにレイに言った。 「もう、何で追いてくのよ!」 レイは歩きながら、あっさりと答えた。 「オマエがトロイからだろ」 私はまたムカついた。レイはその間にも、黙々と歩いていく。サクは急いで後を追うのであった…。
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