その恋ちょっと、待った!!!・6
実里の弟の陸は、短髪の黒髪を寝癖風に整えて、紺のカーディガンに学生服のズボンを少しだるそうに着こなす今時の男子高生だ。
「去年は来られなかったけど、結構盛り上がってるのね、男子高の文化祭。」
笑い続ける陸と、怒って刃向かう私を置いて実里は言った。
「まぁ普段は勉強ばっかの進学校だからな。体育祭と文化祭しか羽目はずせない訳。てか、ひよさんマジ女子高生〜。ウケるわ〜。男子高は女に飢えてるから文化祭はナンパだらけだぞ〜。狙われかねないな。」
「本当!アタシだったら声かけるかも!」
「もう!!2人してぇ!!」
「とりあえず行こうぜ。」
私たちは派手に飾られた校門をくぐった。
「すごい!すごい!出店がいっぱい!!わぁ〜。漫画に出てくる文化祭みたい!」
「そう?関東圏の高校の文化祭て、もっとすげぇのいっぱいあるぜ。」
「陸、ほら、ひよこは東北のめちゃ田舎出身だから文化祭ましょぼかったんじゃないかな…?」
「わぁ!!りんごあめ!!しかも150円!」「あ、ひよさん。これ招待客用の1000円券あげるよ。」
「本当に!?ありがと!!買ってくる♪」
「うーん…。ひよこって暴走するとあーなるからなぁ…」
「下手すりゃ中学生だわ、ありゃな。」
「去年は来られなかったけど、結構盛り上がってるのね、男子高の文化祭。」
笑い続ける陸と、怒って刃向かう私を置いて実里は言った。
「まぁ普段は勉強ばっかの進学校だからな。体育祭と文化祭しか羽目はずせない訳。てか、ひよさんマジ女子高生〜。ウケるわ〜。男子高は女に飢えてるから文化祭はナンパだらけだぞ〜。狙われかねないな。」
「本当!アタシだったら声かけるかも!」
「もう!!2人してぇ!!」
「とりあえず行こうぜ。」
私たちは派手に飾られた校門をくぐった。
「すごい!すごい!出店がいっぱい!!わぁ〜。漫画に出てくる文化祭みたい!」
「そう?関東圏の高校の文化祭て、もっとすげぇのいっぱいあるぜ。」
「陸、ほら、ひよこは東北のめちゃ田舎出身だから文化祭ましょぼかったんじゃないかな…?」
「わぁ!!りんごあめ!!しかも150円!」「あ、ひよさん。これ招待客用の1000円券あげるよ。」
「本当に!?ありがと!!買ってくる♪」
「うーん…。ひよこって暴走するとあーなるからなぁ…」
「下手すりゃ中学生だわ、ありゃな。」
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