その恋ちょっと、待った!!!・7
「実里ぃ〜!見て!りんごあめ!!小学生ぶりに買っちゃった♪」
「ひよこぉ…あんたねぇはしゃぎすぎ。」
「いやいや、制服効果もあってかテンション上がっちゃって!…あれ?陸くんは?」
「あぁ、クラスの店に戻ったよ。」
「へぇ〜。陸くん所も出店系?」
「いや『出会い系カフェ』だって。」
「出会い系カフェ〜?なんそれ?」
「ま、簡単なホストクラブみたいなもんじゃない?バカな男子高生が、女狙いも見え見えだね。」
「でもそれ狙いの女子高生もいるから。どっこいどっこいじゃん?」
「あ、フルーツジュースの店か。買ってきていい?ひよこは何飲む?」
「うーん…じゃあミックス。」
「おっけぇ。待ってて。」
実里は8センチくらいの黒ヒールを鳴らして出店に向かった。
「いいな…。私じゃ、似合わないし…。転びそうで怖いし…。」
そう思いながら下を向いた。急に自分の足を包む茶色のローファーが虚しくなる。
「ねぇ?君ひとり?」
「へぇっ!!」
「俺も一人なんだけどさ、よかったらウチのクラスがやってるカラオケボックスいかないっ?」
「あっ、あの連れの人もいるんで…。」
「ひよこぉ…あんたねぇはしゃぎすぎ。」
「いやいや、制服効果もあってかテンション上がっちゃって!…あれ?陸くんは?」
「あぁ、クラスの店に戻ったよ。」
「へぇ〜。陸くん所も出店系?」
「いや『出会い系カフェ』だって。」
「出会い系カフェ〜?なんそれ?」
「ま、簡単なホストクラブみたいなもんじゃない?バカな男子高生が、女狙いも見え見えだね。」
「でもそれ狙いの女子高生もいるから。どっこいどっこいじゃん?」
「あ、フルーツジュースの店か。買ってきていい?ひよこは何飲む?」
「うーん…じゃあミックス。」
「おっけぇ。待ってて。」
実里は8センチくらいの黒ヒールを鳴らして出店に向かった。
「いいな…。私じゃ、似合わないし…。転びそうで怖いし…。」
そう思いながら下を向いた。急に自分の足を包む茶色のローファーが虚しくなる。
「ねぇ?君ひとり?」
「へぇっ!!」
「俺も一人なんだけどさ、よかったらウチのクラスがやってるカラオケボックスいかないっ?」
「あっ、あの連れの人もいるんで…。」
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