僕×君=愛?[5]
ナナと付き合い始めて2ヶ月が経とうとしている夏の日、いつも通りショップのバイトをしていると大学時代の友達に会った。彼の名前は俊。シュンとは大学に入学してからすぐに仲良くなった。学科が同じというのもあったが、サークルも一緒だった。スキューバダイビングのサークルだ。夏になると毎年沖縄に2週間の旅行があった。あれは2年生のときだったかな、そのとき沖縄で出会った女の子と付き合い3年生の夏に突然大学を辞め沖縄に住み移ってしまったのだ。それまではいつも一緒に馬鹿やって遊んでいた。酒も女遊びもギャンブルもかなりやった。そんな彼と久しぶりに会ったら飲まずにいられない。仕事が終わりシュンとまた会い、飲み屋に行く。懐かしい話しをしているとあっという間に時間は経っていた。時間は9時になろうとしている。まだまだ飲める。その時、シュンが突然
「あいちゃんだ!!」
と叫ぶ!
後ろを振り返ると大学のとき僕と3年間付き合っていた「哀」だった。
僕は過去の思い出が走馬灯のように頭の中に溢れ出してきた。蘇る記憶。蘇る気持ち。心臓が激しく脈をうっている。
「ハル?元気だった?」
哀が意味深に言う。
「・・・。」
言葉がでない。そう、だって別れたのは自分が言い出したからだ。哀は何もわるいところはなかった。カワイイし気が利いて、料理も出来る、ものすごく尽くしてくれていた。エッチの相性だって悪くなかった。けど卒業後、一流企業に就職する哀と目標もやりたいこともない自分をどーしても比べてしまい、ギャップがありすぎて吊り合わない気がして一方的に別れたからだ。
そんな哀と会うのは5ヶ月ぶりだろうか。彼女の眼を見れない。いや、見ることができない。彼女は一緒にいた友達と別れ、僕の隣に座った。
きっと哀は僕のこと恨んでいる。そう思うのが普通だろう。しかし哀は
「待ってた。ハルのことずっと待ってた。いつか会えると思って…」
と涙ながらに言ってきた。それを見てシュンは先に帰ると言い残し店を出て行ってしまった。
「あいちゃんだ!!」
と叫ぶ!
後ろを振り返ると大学のとき僕と3年間付き合っていた「哀」だった。
僕は過去の思い出が走馬灯のように頭の中に溢れ出してきた。蘇る記憶。蘇る気持ち。心臓が激しく脈をうっている。
「ハル?元気だった?」
哀が意味深に言う。
「・・・。」
言葉がでない。そう、だって別れたのは自分が言い出したからだ。哀は何もわるいところはなかった。カワイイし気が利いて、料理も出来る、ものすごく尽くしてくれていた。エッチの相性だって悪くなかった。けど卒業後、一流企業に就職する哀と目標もやりたいこともない自分をどーしても比べてしまい、ギャップがありすぎて吊り合わない気がして一方的に別れたからだ。
そんな哀と会うのは5ヶ月ぶりだろうか。彼女の眼を見れない。いや、見ることができない。彼女は一緒にいた友達と別れ、僕の隣に座った。
きっと哀は僕のこと恨んでいる。そう思うのが普通だろう。しかし哀は
「待ってた。ハルのことずっと待ってた。いつか会えると思って…」
と涙ながらに言ってきた。それを見てシュンは先に帰ると言い残し店を出て行ってしまった。
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