空白 2
俺は闇から出ようと必死にもがいていた 徐々に光が見えてきた
あと少し…
でも最後の一歩がなかなか踏み出せない
早くこっちにこいよ
友人達が促す
でも踏み出せない…
一番遠いと感じた一歩だった
最後の一歩を踏み出せないまま数日が過ぎた
ある日 家の電話がなった
もしもし
俺が電話に出た
電話の声を聞いて泣きそうになった
キミの声だった
忘れるはずがない、キミの声だった…
嬉しかった
友人の
早く来いよ
という言葉よりキミの
あんまり焦るなよ
という言葉の方が俺を力付けてくれた
みんな
早く来い
としか言わなかった
それに応えようとして焦っていた俺がいた
でもあのときのキミの言葉で救われた
そしたらあんなに遠いと感じた一歩がそうでもない気がした
そして俺は最後の一歩を踏み出した…
つづく
あと少し…
でも最後の一歩がなかなか踏み出せない
早くこっちにこいよ
友人達が促す
でも踏み出せない…
一番遠いと感じた一歩だった
最後の一歩を踏み出せないまま数日が過ぎた
ある日 家の電話がなった
もしもし
俺が電話に出た
電話の声を聞いて泣きそうになった
キミの声だった
忘れるはずがない、キミの声だった…
嬉しかった
友人の
早く来いよ
という言葉よりキミの
あんまり焦るなよ
という言葉の方が俺を力付けてくれた
みんな
早く来い
としか言わなかった
それに応えようとして焦っていた俺がいた
でもあのときのキミの言葉で救われた
そしたらあんなに遠いと感じた一歩がそうでもない気がした
そして俺は最後の一歩を踏み出した…
つづく
感想
感想はありません。