携帯小説!(PC版)

Guardian2

[395]  ヒッキー  2008-04-04投稿
依頼主の家は山の中にぽつんとたっていた。
家に入ると執事となのる老人に中へ案内された。
「護衛する歩・・・」
「少々お待ち下さい。」
執事は奥に入っていった。
帰ってきた執事はある少女を連れて来ていた。
「この子が歩お嬢様です。」
(え?お嬢様?)
そこにいる少女はまだ小さいが、綺麗な顔立ちをしており、10年後がたのしみなそんな少女だった。
(マジかよ)
護衛で男女の違いはかなり多い。男だと思っていたので正直出鼻をくじかれた感はあった。
「それではお願いします。」
執事は出ていった。





「とりあえず・・・」
薫は歩の方を向いた。
「なんて呼べばいい?」
「好きにしろ。」
最初の言葉はこれだった。
「じゃあ歩でいいな。」
少し驚いたようだったがすぐに「好きにしろと言ったからな」といった。
「じゃあ歩、この家の地図はないか?」
「あそこだ。」
指の先には棚があった。
「サンキュ。」
 そういって軽く頭を叩いた。
すると歩は小動物のように反応した。
「さわるな無礼者。」
そう言い放った。
(こりゃ、前途多難だな)
薫はそう思った。

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