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ギャグボクサーSTORY1

[312]  阪田亮太  2008-04-04投稿
第1話
ボクサーは僕さ1


岡山に住む少年、阪田亮太が居た。
塚本小学校6年生で誕生日は3月1日。
見た目は女の子のように優しい顔で身長も高くない。たまに変質者に女子と間違えられる。
成績は中の上、運動神経中の下、友達は幼馴染みの赤崎ゆたか、あと友達と言える人は居ない。


10月21日、ボクシングの番組を見ていた亮太

「カッコいいなー」

後ろから階段を降りる音がした、お婆ちゃんだった。因みに母は買い物へ、父は行方不明である。

「あんた、またテレビかい、勉強なさいや!」

「婆ちゃん、オレ、ボクサーになる!!」

お婆ちゃんが声を高くした。
「何がボクサーじゃ!!体力無いのにバーローかおめぇあぁ」

「何と言おうとオレはなる!!」

「ボクスィングは痛ぇがぁ、だがおめぇにしたぁ良い度胸だがぁ、だたらアタシャを倒してみな!!そうすりゃボクスィングでも何でも勝手にやりやがれぃ!」


その言葉を聞いた亮太の眼は輝いた。

「だったら、遠慮しないよ」

「スベコべ言ってねぇでさっさと来やがれ!」

「おう!」



つづく

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