ソードメーカー3―?
ミリスはやれやれといった表情で、首を横に振った。「…あれ、あの奥で横たわっている彼、ソードメーカーじゃないのか?」
「そうよ。あの子、従兄弟なの。…今は魔法の使い過ぎでのびてるけどね」
「従兄弟!?なるほど…どおりで魔力が備わってるわけだ」
ロザラムはそう言って、ロイの所へ向かった。
「大丈夫かい?ええと…名前は何というのかな?」
「あ…ロイです…」
ロイはロザラムの方に顔を向けて、微笑んだ。
「そうか…しかしロイ君、どうして魔法を限界まで使ってしまったんだい?」
「怪我人の治療に集中してたら、魔力の限界に気付かずに…まだまだ未熟ですね…」
横になりながら、ロイは恥ずかしそうに頭を掻いた。「…ふむ…」
ロザラムはロイをまじまじと見つめていたが、やがて一つ小さく頷くと、
「君の力はそんなもんじゃないだろう?」
と、鋭い目を向けて、ロイに尋ねた。
「え?いえ、これが僕の力の限界で…」
「いいや、それは嘘だ。君の奥にある凄まじい力は普通のソードメーカーには見えないが、僕にははっきり見える」
「ち、ちょっと待ってロザラム!どういう事なの!?」
ミリスはその会話を聞いて、慌ててロザラムの側に駆け寄っていった。
「そうよ。あの子、従兄弟なの。…今は魔法の使い過ぎでのびてるけどね」
「従兄弟!?なるほど…どおりで魔力が備わってるわけだ」
ロザラムはそう言って、ロイの所へ向かった。
「大丈夫かい?ええと…名前は何というのかな?」
「あ…ロイです…」
ロイはロザラムの方に顔を向けて、微笑んだ。
「そうか…しかしロイ君、どうして魔法を限界まで使ってしまったんだい?」
「怪我人の治療に集中してたら、魔力の限界に気付かずに…まだまだ未熟ですね…」
横になりながら、ロイは恥ずかしそうに頭を掻いた。「…ふむ…」
ロザラムはロイをまじまじと見つめていたが、やがて一つ小さく頷くと、
「君の力はそんなもんじゃないだろう?」
と、鋭い目を向けて、ロイに尋ねた。
「え?いえ、これが僕の力の限界で…」
「いいや、それは嘘だ。君の奥にある凄まじい力は普通のソードメーカーには見えないが、僕にははっきり見える」
「ち、ちょっと待ってロザラム!どういう事なの!?」
ミリスはその会話を聞いて、慌ててロザラムの側に駆け寄っていった。
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