叶わない望み‐3
たくさん泣いた。
『わかった。最後まで迷惑かけてごめんね。ありがとう。』
ずっと寝れなかった。ご飯さえ受け付けなくなっていた。
朝に電話した。
「もうずっと付き合えない?」
「先のことはわからない。」
冷静だった。
今まで別れの話になったりするとパニックになってるのがわかるくらいメールの誤字が目立っていた。
だけど今回だけは、一字も間違えずに返ってきていた。
それほど真剣に考えていたことがわかった。
泣いているうちに言葉が浮かんでくる。
最善の道。
それは彼がたくさん悩んで決めた道。
私がどんなに泣いたって、どんなに後悔したって、彼の決めた道は変えられない。
2日経った。
始業式
いつもの声が、すごく遠くで聞こえた。
笑ってた。
声さえ聞きたくなかったし、見るのもいやだった。学校で泣かない事を決心したのに、崩れ落ちそうで…
おはようもなくすれ違った。
掃除の時は、すれ違う時に笑顔をくれた。
その笑顔が無理してつくってることくらい、ばかな私にもわかるよ。
嫌いとは言わなかった。
私があの時電話しなければ、あんなに楽しい日が続いていたのにね。
『わかった。最後まで迷惑かけてごめんね。ありがとう。』
ずっと寝れなかった。ご飯さえ受け付けなくなっていた。
朝に電話した。
「もうずっと付き合えない?」
「先のことはわからない。」
冷静だった。
今まで別れの話になったりするとパニックになってるのがわかるくらいメールの誤字が目立っていた。
だけど今回だけは、一字も間違えずに返ってきていた。
それほど真剣に考えていたことがわかった。
泣いているうちに言葉が浮かんでくる。
最善の道。
それは彼がたくさん悩んで決めた道。
私がどんなに泣いたって、どんなに後悔したって、彼の決めた道は変えられない。
2日経った。
始業式
いつもの声が、すごく遠くで聞こえた。
笑ってた。
声さえ聞きたくなかったし、見るのもいやだった。学校で泣かない事を決心したのに、崩れ落ちそうで…
おはようもなくすれ違った。
掃除の時は、すれ違う時に笑顔をくれた。
その笑顔が無理してつくってることくらい、ばかな私にもわかるよ。
嫌いとは言わなかった。
私があの時電話しなければ、あんなに楽しい日が続いていたのにね。
感想
感想はありません。