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僕と親友と死神と ―6―

[402]  KITAKITA  2008-04-09投稿
―もしかしたらアイツ、俺達と同じかもしれない。」
刈谷、加藤、中野が険しい顔をして萱島を見る

加藤「同じって、、何でそう思うの?」

萱島「お前アイツの顔見なかったのか?皆に会う前の俺を見てるみたいだった」
刈谷「だからって俺達と同じだってわかんねぇだろ」
中野「そうだよ!!、、、そんなの考えたくない!」
「・・・・・・・・。」
しばらく張り詰めた空気で誰も口を開かなかった。
そして、二、三分過ぎた時、加藤が何かを見つけ口を開いた

加藤「その本、あの子の?」
加藤が指差した先には崎山が読んだ本がカバーが取れかけで床に落ちていた。
さっきの頭痛の時に崎山と一緒に落ちたのだろう。

刈谷「何読んでんだ?あいつは」
刈谷が席を立ち、本を手に取りカバーを外した、

!!!
刈谷「な、、何だ?これ」その本には表紙が“無くなっていた”
無数の悪口が油性ペンで書かれていた
“お前といると死んじゃうよ〜)゚0゚(ヒィィ”
“死神!翔太を返せ!!”“うぜーよ!”“何でお前が生きてんの?”
“殺人鬼p(^^)q”

萱島「これは俺が返すよ」
刈谷「・・・。」
刈谷はしばらく本を眺めていて言った



「頼むよ、、」

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