携帯小説!(PC版)

トップページ >> 恋愛 >> 恋の最果て?

恋の最果て?

[274]  りえ  2008-04-13投稿
遠くで聞こえる声。


私だけに向けられる優しい声を思い出した。

なんで不安なんかつくってしまったんだろう。

何故あなたの好きという言葉よりも、不安が勝ってしまったのだろう。



別れのメールで、私は自分を傷つけた。

なんども別れを拒んだ。返ってくる言葉は、徐々に私の思い出を黒く染めた。


人は何を考えているのかわからない。


本気でそう思った。


彼の決めた道を信じた。


嫌いではなく、上手く付き合えないという理由だったから、ずっと待つことを決めた。


それなのにどうしてだろう。

私は傷つく道を進んでしまう。

彼とすれ違う時に目を見てみた。つくり笑顔くれる時もあるし、何もなく通りすぎる時もある。


笑顔で過ごしていても、落ち込んでいても、見てはくれない。


彼のそばに行ってみた。
もう、前のように彼が何しているかなんてわからなかった。


彼の近くで声を聞いていた。
「細くなった?」
「なってないよ。」
「俺には細くなったように見える。掃除行こう。」

何度この子にやきもちやいただろう。2人の会話が何度も頭を駆け巡る。

ねぇ、私の方が細くなったよ。もう1週間もご飯食べてないの。身体が受け付けてくれないの…。



行かなければ傷つかない。声を聞かなければ傷つかない。

それなのにどうして忘れられないんだろう。
どうして前を見れないんだろう。

結果は見えているのに

「大好き」

メールを送ってみる。

感想

感想はありません。

「 りえ 」の携帯小説

恋愛の新着携帯小説

サーバ維持用カンパお願いします。
WebMoney ぷちカンパ

Twitterで管理人をフォローする

利用規約 - サイトマップ - 運営団体
© TagajoTown 管理人のメールアドレス