あいつ
私は、クラスのあいつが大嫌いだった。いつも体当りしてきて、そのたび私は突き飛ばされた。
「ねぇ、何であいつっていっつも体当りしてくるのかな……。」
私は、友達に聞いてみた。すると友達は、
「きっと、あんたのこと好きなんだよ。」
「あり得ないって(笑)」
私は、そんなこと考えるのも憚れ、話をわざとそらした。
ある日、さすがに我慢出来なくなり、思いきってこういった。
「あのさ、一応女子なんだけど……やめてよ!!」
するとあいつは、
「はっ?お前女だっけ?」私は頭にきて、あいつを突飛ばして席に戻った。
(悔しい…何で?私が何をしたって言うんだ……。)私は、泣きたいのをこらえていた。
次の日、私は憂鬱な気持ちで学校にいった。
休み時間、席から立ちたくはなかった。けれど、用事で歩き回っていた。そのまま、休み時間が終わるまで何もなく、無事に席に戻れた…。
(えっ?何で……?)
その時、不思議に思いながらも、心の中に別の気持ちが生まれたことに気付いてしまった。
それが、決して実ることのない恋と知らずに……。
「ねぇ、何であいつっていっつも体当りしてくるのかな……。」
私は、友達に聞いてみた。すると友達は、
「きっと、あんたのこと好きなんだよ。」
「あり得ないって(笑)」
私は、そんなこと考えるのも憚れ、話をわざとそらした。
ある日、さすがに我慢出来なくなり、思いきってこういった。
「あのさ、一応女子なんだけど……やめてよ!!」
するとあいつは、
「はっ?お前女だっけ?」私は頭にきて、あいつを突飛ばして席に戻った。
(悔しい…何で?私が何をしたって言うんだ……。)私は、泣きたいのをこらえていた。
次の日、私は憂鬱な気持ちで学校にいった。
休み時間、席から立ちたくはなかった。けれど、用事で歩き回っていた。そのまま、休み時間が終わるまで何もなく、無事に席に戻れた…。
(えっ?何で……?)
その時、不思議に思いながらも、心の中に別の気持ちが生まれたことに気付いてしまった。
それが、決して実ることのない恋と知らずに……。
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