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別離の朝

[267]  嵯峨 雅景  2008-04-14投稿
「アメリカに行く!」
「そうか!決めたのか!」「ごめんね!」と
彼女は僕を見た
僕は心の中で
「ごめんね!」と呟きながら
彼女を力一杯抱きしめた



彼女の瞳には
迷いは無かった

どれ程!の苦悩を
味わっただろう?
彼女を見ていると
僕にはわかった!





僕たちは久しぶりにJazzを聞いた
明日 彼女はアメリカに立つ!
僕たちは
お互いに好きな曲の話を
している
「Ileftmyhaertin sanfrancisco………」
僕たちは聞いていた

僕と彼女は寄り添いながら聞いていた

そして
朝を迎えた

彼女はマンションを出た
僕は
彼女を空港まで送る
車の中で
僕たちは無言だった

BGMにJazzが流れる!
僕たちには言葉はいらないでも
言葉が必要な時もあった?彼女にはあった!

僕は気がつかなかった
「ごめんね!」
心の中で僕は呟いた

君の頬をつたうとめどない涙が
朝の陽射しで輝る!

空港のロビーを通り
君は手続きを済ませ入って行った
君は見えなくなった!

僕は君の乗った飛行機を
見ている
君に言えなかった
最後の言葉を

See you again
僕は叫んだ

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