携帯小説!(PC版)

トップページ >> 恋愛 >> 奈央と出会えたから。<127>

奈央と出会えたから。<127>

[662]  麻呂  2008-04-15投稿
『ここに座って待ってろ。俺、髪染める道具揃えて来るからよ。

え〜‥っと‥確か、親父の“白髪染め”が有ったと思うし‥‥‥。』




し‥“白髪染め”‥ですか‥‥?!



ま‥いっか‥‥。



“白髪染め”や、その他諸々の道具を取りに行く為、



聖人は部屋を出て行った―\r



あたしは一人ポツンと部屋に取り残されたんだ―\r



あたしは聖人の部屋を見渡した―\r



本棚には、バイク雑誌や、車関係の本、BOOWYのCDやDVD、写真集等がびっしり並んでいて―\r



壁には、バイクや車のポスターがびっしり貼られていた―\r



あはは。聖人らしいや―\r



思わず頬の筋肉が緩んだ―\r



およそ六畳程のこの部屋は―\r



普段、聖人が生活している部屋―\r



ちょっぴり男臭さが残るこの部屋の匂いは、



聖人がいつも付けてる香水の匂いと優しく混じり合っていて、



決して嫌いな匂いではなかった―\r



こうして一人で部屋に取り残されたからか、



あたしの緊張も大分治まっていた―\r



あたしが座らされた一人掛けのソファーも、凄く座り心地が良かったから、



思わず眠気まで差して来た―\r



いけない‥いけない‥‥‥。



これから聖人に髪を染めてもらうんだから―\r



そう思って、あたしはなんとか眠気を覚まそうと、



床にも散乱していた聖人のバイク雑誌を適当に手に取ったら―\r





見てびっくり―\r



あたしの手に取ったのは、エッチな本だった―\r



いやぁ〜っっ!!



聖人もやっぱ‥男なんだね‥‥/////。



み、見なかったコトに‥‥見なかったコトに‥‥‥。




あたしは、そのままそのエッチな本を、バイク雑誌の下に隠した―\r






『おぅ。ごめんな。待たせてよ。』




セ、セ、セーフ!!


あ‥危ない危ない‥‥‥‥‥。



ドキドキドキドキ―‥‥‥‥‥。




う――。せっかく緊張が治まったと思ったのに、



なんだか、またドキドキしてきたよ‥‥‥‥‥。

感想

感想はありません。

「 麻呂 」の携帯小説

恋愛の新着携帯小説

サーバ維持用カンパお願いします。
WebMoney ぷちカンパ

Twitterで管理人をフォローする

利用規約 - サイトマップ - 運営団体
© TagajoTown 管理人のメールアドレス