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白黒の恋?〜Please〜?

[221]  ソウキュウ  2008-04-16投稿
あの日からずっとキョンは何処に行きたいのか迷っていた。北海道はデカい。パンフレットには様々な食の誘惑。みんなも旅行に行く時パンフレットを見たら、観光地の次は食に走るだろう?

俺がTELをするとキョンは必ず『美味しいご飯が食べたいぃ〜』と言った。カニ、鮭、イクラにジンギスカン。ご当地グルメというものだろう。
「調べておくよ↓↓泊まる所は温泉でいいかい?」
『いいねぇ〜それ、でも初めて二人でお泊りだね。』
「そうだね、そう言われてみればそうだなぁ〜…」
……
………
…………

『ちょっとソウキュウやらしぃ〜』
「えっ(^-^;やらしい考えなんかしてないよ」
確かに俺とキョンは男と女の関係になっていない。お互いがお互いを大事にしてるからだろうか?それとも遠距離で二人きりの時間があまりないからだろうか。わからなかった。一言で言えば(純愛)
それはさておき、キョンも俺も会う日までずっと旅行の計画をしていた。温泉は〇〇〇温泉がいいとか、ご飯を食べるなら〇〇〇っていう所が美味しいとか。旅行計画は着々と進む分、その計画を作る楽しさに満ち溢れ話が尽きない。時間はあっという間に過ぎていった。まるで時計の長針を指先でぐるぐる回しているかのように…
「いよいよキョン。明日だね」
『そうだね、ソウキュウ。』
「二人でゆっくり過ごそう。仕事もなにもかも忘れて楽しんで。二人で笑って、二人で手を繋いで、二人で一緒に美味しい料理食べて。二人で同じ景色を見よう。」
『うん!!明日は早起きしなきゃ。ソウキュウに会えるの楽しみだよ。だから今日は早く寝るね。おやすみ』
「おやすみキョン。愛してるよ」
『私も愛してる。おやすみなさい』
そう言ってキョンはTELを切った。
明日になればキョンに会えるという喜びで興奮してる俺がいた。こりゃ今日はあまり寝れないなぁと覚悟はしていたものの、時間が経つのが遅く感じる。
ギラつく紅い瞳は超能力を出してスプーンを一本、簡単に曲げてしまいそうだった。

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