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ディフェンド? ”王の城へ” 5

[367]  2006-05-05投稿
 「あ!これだ、このコだろ?」
 源二が、パソコンの画面を見ながら言う。
 「あぁ、コイツだ」
 画面には、怜の顔などが書き込まれていた。
 「で、今何処にいるんだ?」
 「うんとな・・・、ココから20?離れた所にあるミラノって町だな」
 「よっし、じゃ行くか・・・―――」
 「なぁぁぁぁっ!」
 源二が驚きながら言う。
 「な、なんだよ?」
 「驚いた・・・、この怜ってコね。ミラノの町の王様の養子になってるらしいんだ」
 「あ・・・?どーゆうことだよ」
 「つまりだ、王様の娘。つまり姫だな」
 「姫ぇっ?」
 「ま、このコもリイバーにならなかったたらこぅなってた、ってことだ」
 「まぁ、とにかく。怜をこっちの仲間に入れる」
 啓吾が言う。
 「だがな、3年前の記憶が無いんだぞ」
 「分かってるさ・・・、早く行こうぜ」
 「あぁ」
 そして、俺達はミラノへ向かった。

 ―ミラノ―\r
 「は〜ぁ、ココかぁ・・・」
 啓吾が上を見上げると大きな城が建っていた。
 「おい、啓吾。大丈夫なのか?」
「大丈夫だって!アイツは、結構強いから仕事なんかパパット・・・―――」
 「いや、そっちじゃなくてな。御前はその服で中に入れるのか?」
 「あ・・・」
 「ま、そんなことだろぅと思ってな・・・」
 と、言うと源二は車の中からタキシードを取り出した。
 「な・・・、それ着るのか?」
 「あったりめーだろ!」
 「・・・」
 
 ―10分後―\r
 「じゃ、行くか」
 「おぅ!」
 と、言って2人は中に入った。
 

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