終わらない今日
「何でまた今日が始まってるんだよ!!」
また彼が騒いでる
この台詞は数えきれない程聞いている
クラスのみんなが、何言ってるんだこいつ、って目で彼を見ていたがすぐにまた騒がしくなった
「なあ、お前もそう思うだろ」
彼が私に話し掛けてきた
「そうね・・」
私は軽く答える
「そうだろ!やっと判ってくれる奴がいた。なぁ何でこいつらは気付かないんだ。いや、こいつらだけじゃない。世界中が今日がずっと繰り返されてるのに全く気付いてない。いったいどうなってるんだ?」
そう、彼の言うとおりこの世界はずっと今日という日を繰り返している
同じニュース、同じ授業、そして同じ会話。
何度も何度も繰り返される
でも、それは彼も例外ではない
何故なら彼とはこの会話をもう千回以上はしてるから・・
だから本当の意味で世界の異常に気付いているのは私だけ
そう、この事に気付いているのは私だけ。
この事に苦しんでいるのも私だけ
この事で気が狂いそうなのも私だけ
何で?
何で私がこんな目にあわなきゃいけないの
私が何をしたの?
私に何をさせたいの?
ねぇ教えてよ
誰でも良いからさぁ
ねぇ!
誰か・・助けてよぉ・・・・
また彼が騒いでる
この台詞は数えきれない程聞いている
クラスのみんなが、何言ってるんだこいつ、って目で彼を見ていたがすぐにまた騒がしくなった
「なあ、お前もそう思うだろ」
彼が私に話し掛けてきた
「そうね・・」
私は軽く答える
「そうだろ!やっと判ってくれる奴がいた。なぁ何でこいつらは気付かないんだ。いや、こいつらだけじゃない。世界中が今日がずっと繰り返されてるのに全く気付いてない。いったいどうなってるんだ?」
そう、彼の言うとおりこの世界はずっと今日という日を繰り返している
同じニュース、同じ授業、そして同じ会話。
何度も何度も繰り返される
でも、それは彼も例外ではない
何故なら彼とはこの会話をもう千回以上はしてるから・・
だから本当の意味で世界の異常に気付いているのは私だけ
そう、この事に気付いているのは私だけ。
この事に苦しんでいるのも私だけ
この事で気が狂いそうなのも私だけ
何で?
何で私がこんな目にあわなきゃいけないの
私が何をしたの?
私に何をさせたいの?
ねぇ教えてよ
誰でも良いからさぁ
ねぇ!
誰か・・助けてよぉ・・・・
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