天使のような悪魔〜前編〜
そいつはある日突然現れた。そいつはいつも俺の横で浮いていた。そいつはなんでも叶えてくれた。
俺はそいつが現れてから楽しい毎日を送っていた。俺が欲しいと言えばなんでも持ってきてくれた。そいつはまるで天使だった。しかし気が付いたら俺の要求はどんどんエスカレートしていた。前は、無くした物を見つけて貰う程度だったが、今は金が欲しいなどの要求になっていた。そしてある日
「そのお金はどうしたの」と母親に聞かれて
「関係ないだろ、ほっとけよ。」と反発してしまいケンカになってしまった。そしてそのケンカの最中に、「おまえなんか死んでしまえ。」と言ってしまった。それを聞いた父親が来て
「お母さんになんてことを言うんだ!謝りなさい。」「ウルセェ、おまえも死んでしまえ。」
俺はそう言って家を飛び出した。
二、三時間経ってから家に戻ると家の前には警察が来ていた。両親は入って来た強盗に刺されて二人とも亡くなったそうだ。俺は両親に言ってしまった言葉を思い出した。俺は俺の横にいる、そいつに聞いた。
「おまえが殺ったのか?」小さく頷いた。
「お願いだ、両親を返してくれ。」
「自分の言った事ぐらいは責任を持て。」 後編へ
俺はそいつが現れてから楽しい毎日を送っていた。俺が欲しいと言えばなんでも持ってきてくれた。そいつはまるで天使だった。しかし気が付いたら俺の要求はどんどんエスカレートしていた。前は、無くした物を見つけて貰う程度だったが、今は金が欲しいなどの要求になっていた。そしてある日
「そのお金はどうしたの」と母親に聞かれて
「関係ないだろ、ほっとけよ。」と反発してしまいケンカになってしまった。そしてそのケンカの最中に、「おまえなんか死んでしまえ。」と言ってしまった。それを聞いた父親が来て
「お母さんになんてことを言うんだ!謝りなさい。」「ウルセェ、おまえも死んでしまえ。」
俺はそう言って家を飛び出した。
二、三時間経ってから家に戻ると家の前には警察が来ていた。両親は入って来た強盗に刺されて二人とも亡くなったそうだ。俺は両親に言ってしまった言葉を思い出した。俺は俺の横にいる、そいつに聞いた。
「おまえが殺ったのか?」小さく頷いた。
「お願いだ、両親を返してくれ。」
「自分の言った事ぐらいは責任を持て。」 後編へ
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