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月の葉書2部3−3

[444]  速見  2008-04-23投稿
風紀)そうだ! 何で雲ばぁが月の葉書を持っているんですか?今まで聞いた事ありませんよ

風紀は思い出したように雲ばぁに聞いた

香雲)私も知りませんでしたよ

香雲も雲ばぁを問い詰めようとしたが

雲ばぁ)まぁ後で説明してやるが………八雲!!

呼ばれた八雲は黙って香雲とナラビを連れて廊下に出て行った。風紀だけを残して

〜廊下〜

ナラビ)風紀兄ちゃんは?

ナラビが八雲に聞くと

八雲)お説教です

八雲は笑顔でナラビに言うと八雲と香雲は両耳を塞いだ

ナラビ)え゛っ

ナラビが声を引きって反応した瞬間
「この大馬鹿者!!!」

雲ばぁの叫び声が屋敷に響いた。ナラビの鼓膜が破れたかもしれない

〜部屋〜

風紀)すっすみません

風紀が、体を縮こませて何度も謝った

雲ばぁ)一族に問題があったのなら迷わず雲家を頼りなさい!!

雲ばぁが声を張り上げるが

雲ばぁ)ここは、第二の家族なのですぞ

雲ばぁは静かなまなざしで風紀に言った

風紀)あの時はまだ未熟だったのです

風紀は深く反省しているようだ。雲ばぁも風紀が十分反省してると分かると

雲ばぁ)今日は今までの疲れを一掃しなさい。部屋を用意していますから

そう言われ風紀は部屋を出た










翌朝風紀は久々の故郷でぐっすりと眠れたのか疲れが一気に無くなった。ナラビも気持ち良く寝れたみたいだ

その後風紀ら3人は八雲に連れられて屋敷のある部屋に案内された

4人が入るとそこには、雲ばぁと中年の男女5人がいた

女)香雲!! 元気にしてた?

5人のうち香雲に似た女性が香雲に寄って来た

香雲)うん。元気だったよ、お母さん

香雲が笑って答えた。どうやらこの女性が香雲の母みたいだ

男)玲雲!! まずは、風紀の話を……

玲雲)はい。あなた

どうやら、今玲雲を叱ったちょいワル親父が香雲のみたいだ

玲雲は香雲の父に言われ自席に戻った

風紀ら3人は5人の中心に座った。八雲は部屋の入口付近に座る

雲ばぁ)大筋はわかっておる……がもう一度説明しておくれ、風紀

雲ばぁに言われ風紀は話始めた






風紀)…………以上が2年前の出来事です




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