携帯小説!(PC版)

トップページ >> その他 >> 猫のざわめき

猫のざわめき

[372]  森みの  2008-04-24投稿
白い猫は足元で毛づくろいをしている。
私は足も伸ばせない。
彼は私のベッドの中央に長々と横たわっているのだ。

いつの間にか住み着いた猫。もう、外の世界へは一歩だって行きはしない。

割れるような頭痛がする。今夜は眠れるのだろうか。その前にこの猫を何とかしなければならない。
放り投げるのだ。目を合わせないようにして。
彼は私をじっと読む。私の心底に溜まっている冷たい水の揺れるのを。

感想

感想はありません。

「 森みの 」の携帯小説

その他の新着携帯小説

サーバ維持用カンパお願いします。
WebMoney ぷちカンパ

Twitterで管理人をフォローする

利用規約 - サイトマップ - 運営団体
© TagajoTown 管理人のメールアドレス