合成人間―グラウディア
ここは戦争の世界“アイル”。
ここでは世界の何処かにある楽園を求め、日々戦争を繰り広げている。
この国も例外ではない。
「隊長、もう無理です!」どうやらこの国も終わりらしい。
「泣き言を言うな!!この獣の餌にしてしまうぞ!!」
隊長は何かが居る檻を叩いた。
「そんな…人事みたいに…!」
下っ端兵士は隊長に殴りかかった。しかし、檻の中からガンッという音がしたので止まった。
「…こいつ、俺を止めようとしたんスかね…?」
「まさか!こいつにそんな知恵は…」
また、ガンッという音がして、隊長は言葉を遮られた。
「…獣でも戦力、か」
隊長はそういうと、檻を開けようとした。
「ちょ、いいんですか!?」兵士の言葉を無視して隊長は檻を開けた。
檻から出て来たものは確かに2.5mほどもある化け物だったが、姿は人間そのものだった。
「隊長、こいつ本当に獣なんで…」
喋ってる途中の兵士の顔に深紅の血がべっとりとついた。血にまみれ、動かない隊長の体を獣はゆっくりと近づけ、食いちぎった。
「もっとだ…もっと飯をよこせ!!」
「隊長!隊長ォォォオ!!」(続)
ここでは世界の何処かにある楽園を求め、日々戦争を繰り広げている。
この国も例外ではない。
「隊長、もう無理です!」どうやらこの国も終わりらしい。
「泣き言を言うな!!この獣の餌にしてしまうぞ!!」
隊長は何かが居る檻を叩いた。
「そんな…人事みたいに…!」
下っ端兵士は隊長に殴りかかった。しかし、檻の中からガンッという音がしたので止まった。
「…こいつ、俺を止めようとしたんスかね…?」
「まさか!こいつにそんな知恵は…」
また、ガンッという音がして、隊長は言葉を遮られた。
「…獣でも戦力、か」
隊長はそういうと、檻を開けようとした。
「ちょ、いいんですか!?」兵士の言葉を無視して隊長は檻を開けた。
檻から出て来たものは確かに2.5mほどもある化け物だったが、姿は人間そのものだった。
「隊長、こいつ本当に獣なんで…」
喋ってる途中の兵士の顔に深紅の血がべっとりとついた。血にまみれ、動かない隊長の体を獣はゆっくりと近づけ、食いちぎった。
「もっとだ…もっと飯をよこせ!!」
「隊長!隊長ォォォオ!!」(続)
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