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たった一度

[401]  果歩  2008-04-27投稿
寒い冬
君に逢いにいった私
駅に着くなり、君はまだ仕事中で、電話で、荷物を駅のロッカーにいれておけと優しい気づかい。
歩き回りながらロッカー探したけど見つからず結局、君が来るまで待つ私。
君からの電話が鳴り、お互い居場所を言いながら息を切らせながら探した。


『いた!』

黒のコートに身を包みニコニコしながら

やっと逢えた。涙が出そうだった。

それから、何時間も歩きながら、光の国へ向かった。寄り添いながら

光の下でじゃれあう2人…幸せだったぁ。
屋台で、ビール買って飲んだり…

『一生傍にいてね』 私の口癖だった…

君は
『しつこいねん、おるていってるやん』

こんなふうに返してくれたよね…

色んな約束いっぱいしたよね・・

なのに突然、急死
涙も出なかった。

何故なの何故なのとそれだけだった・・

あの人は私の心に今でも生きている…

いっぱい想い出を私にくれた・・

今でも愛してる。

布団かぶりながらの、フレンチチュウを今でも忘れない・・

愛しい君、天国では、二度と離れてやらないからね。
ずっと一緒だからね。

光になった君へ

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