ドック・スナイパーズ
ここは、とある町の酒場である。店のカウンターの奥に悩みを抱えた青年が飲んでいた。 青年は何について悩んでいるのかは店のマスターでさえ知りえない事だった。 だが青年は悩んでいたそこしれぬ空虚と堕落に身を焦がすことを青年は大変に恐れ嘆いていた。青年は仕事場の先輩に悩みを相談した、先輩は親身になって助言をした。しかし、青年は納得できなかった。 青年は毎日のように善と悪、正常と凶器について考えるようになった。 ある日、けまりをして遊んでいた男の子がひき逃げにあった。男の子は即死だった。青年はそれを間のあたりにした。青年の口の中は鉄の味がしていた。 ダウンタウン郊外、ここではどんな違法行為もまかりとおる。 青年は全財産をはたき自動小銃一丁、自動式拳銃一丁、大口径の六連式リボルバーを一丁購入した。
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