恋愛不振 サン
あの公園での彼とのキスから始まり、その後彼と過ごした時間。それは単なる夢だったんだ…。
…今ではそう思ってる。
「みずきちゃん、15分後指名入ったから。ほら、昨日フリーでついて、延長した人いたでしょ」
「…あぁ」
「夜這いコースのほうよろしく。んじゃお客様着いたらまたコールするから。」
(ってか、いちいち客の顔まで覚えてないって。指名とか煩わしいんだよな。…ま、金になるからいっか…)
私はそう思いながら内線を切り、プレイの準備を始めた。
いかにもドンキで買いましたって感じの安っぽいセーラー服のタイを整え、軽くメイク直し。バスタオルをマットに敷く。
そして客到着のコールが入った。
部屋の照明を薄暗くし、自分の手に、自分で手錠をかける。そしてアイマスクをつけて横になった。
そして客がそっと部屋に入ってきた気配がする。
どうやらこの〈夜這いコース〉とやらが、この店の売りで、人気らしい。
男の手がセーラー服を脱がし始める。奴はもう興奮してるらしく、勃起したモノを私の太ももにこすりつけてきた。
「みずきちゃん、また今日も来ちゃったよ。さて僕は誰でしょう?」
そう耳元で囁かれ、背筋に寒気を感じながら、
「…声だけじゃまだ…。あん」
と返すと、
「じゃあ、これを舐めれば思いだしてくれるかなぁ」そういって男は無抵抗の私の口にモノをつっこんできた。
(苦しいんですけど!…しかも先走りすごいし…うわ、不味っ。)
その瞬間、彼の精子だけはぜんぜん不味くなかったことを思い出した。不思議な事に、かすかに甘いとさえ感じたことも。
私は汚いオヤジに抱かれながら、
(この肌が彼だったら…。この指が、この唇が、彼だったら…)
気が付くと、私はアイマスクの下で涙を流していた。
こんなに感情的になったのは久しぶりだった。
(…なんだ、あたしまだ涙出るんだ…。涙腺、消滅してなかった…。)
(彼にもう一度抱かれたい。もう一度彼の甘い愛液を飲みたい。
私は彼を想いだし、自分のあそこが熱く濡れていくのを感じていた。
…今ではそう思ってる。
「みずきちゃん、15分後指名入ったから。ほら、昨日フリーでついて、延長した人いたでしょ」
「…あぁ」
「夜這いコースのほうよろしく。んじゃお客様着いたらまたコールするから。」
(ってか、いちいち客の顔まで覚えてないって。指名とか煩わしいんだよな。…ま、金になるからいっか…)
私はそう思いながら内線を切り、プレイの準備を始めた。
いかにもドンキで買いましたって感じの安っぽいセーラー服のタイを整え、軽くメイク直し。バスタオルをマットに敷く。
そして客到着のコールが入った。
部屋の照明を薄暗くし、自分の手に、自分で手錠をかける。そしてアイマスクをつけて横になった。
そして客がそっと部屋に入ってきた気配がする。
どうやらこの〈夜這いコース〉とやらが、この店の売りで、人気らしい。
男の手がセーラー服を脱がし始める。奴はもう興奮してるらしく、勃起したモノを私の太ももにこすりつけてきた。
「みずきちゃん、また今日も来ちゃったよ。さて僕は誰でしょう?」
そう耳元で囁かれ、背筋に寒気を感じながら、
「…声だけじゃまだ…。あん」
と返すと、
「じゃあ、これを舐めれば思いだしてくれるかなぁ」そういって男は無抵抗の私の口にモノをつっこんできた。
(苦しいんですけど!…しかも先走りすごいし…うわ、不味っ。)
その瞬間、彼の精子だけはぜんぜん不味くなかったことを思い出した。不思議な事に、かすかに甘いとさえ感じたことも。
私は汚いオヤジに抱かれながら、
(この肌が彼だったら…。この指が、この唇が、彼だったら…)
気が付くと、私はアイマスクの下で涙を流していた。
こんなに感情的になったのは久しぶりだった。
(…なんだ、あたしまだ涙出るんだ…。涙腺、消滅してなかった…。)
(彼にもう一度抱かれたい。もう一度彼の甘い愛液を飲みたい。
私は彼を想いだし、自分のあそこが熱く濡れていくのを感じていた。
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