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君の詩…3

[121]  2008-04-30投稿

「あや…。」

僕の記憶の中に強く残る女性。僕は彼女の事をよく知っているはずなのに、思い出す事ができない。


だんだんと思い出す事に疲れてしまい、僕は店から出る事にした。

「ありがとうございました。また来てください。」
店の主人の顔がなんだか寂しそうに見えた。


(僕を知っているんじゃないか…。記憶の中にいる“あや”の事も聞けるのではないのか?)
と考えたが、なんだか聞いてはいけないような気がして聞く事ができなかった。

僕はとりあえず家に帰る事にした。

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