ソードメーカー5―?
「もちろんだよ」
ロイは大きく頷いた。
「それに、姉ちゃん達だって見つかって無いんだ。ここで退く訳にはいかないよ」
「そうか、先生達もまだ見つかってないのか…」
それを聞いて、ルイスはミリスやエミリアの事を思い出し、うつ向いてしまった。
「それよりルイス…皆の亡骸は…どうしようか…?」リリーは言いにくそうにしながら、沈んだ表情で周りにある町人の死体を見渡した。
「…そうだな…雨も降ってるし、このままだと風邪引いちまう。俺達が倒れたらどうしようもないし…ロイはどうしたい?」
ルイスは結論をロイに委ねた。
「う…、まあ、雨も止みそうに無いし、先ずはルイスの両親の亡骸だけ埋葬して…ん?」
その時、どこからともなく馬蹄の音が、雨音と共に響いてきた。
「何だ?昨日のあの騎士さんか?」
ルイスは近付いて来る騎士達の姿を見ながら、首を傾げた。
黒いマスクと黒い甲冑を身に付けた四、五人の騎士達が、まっしぐらにロイ達の方へと馬を走らせていた。「違う」
「え?」
「ロザラムさんは白いマスクと黄色の甲冑だった!そうだ、兄さんの格好も一緒だった。あれはうちの騎士達じゃ無い!」
「何だって!?」
ロイの言葉に二人は驚いた表情を見せた。
ロイは大きく頷いた。
「それに、姉ちゃん達だって見つかって無いんだ。ここで退く訳にはいかないよ」
「そうか、先生達もまだ見つかってないのか…」
それを聞いて、ルイスはミリスやエミリアの事を思い出し、うつ向いてしまった。
「それよりルイス…皆の亡骸は…どうしようか…?」リリーは言いにくそうにしながら、沈んだ表情で周りにある町人の死体を見渡した。
「…そうだな…雨も降ってるし、このままだと風邪引いちまう。俺達が倒れたらどうしようもないし…ロイはどうしたい?」
ルイスは結論をロイに委ねた。
「う…、まあ、雨も止みそうに無いし、先ずはルイスの両親の亡骸だけ埋葬して…ん?」
その時、どこからともなく馬蹄の音が、雨音と共に響いてきた。
「何だ?昨日のあの騎士さんか?」
ルイスは近付いて来る騎士達の姿を見ながら、首を傾げた。
黒いマスクと黒い甲冑を身に付けた四、五人の騎士達が、まっしぐらにロイ達の方へと馬を走らせていた。「違う」
「え?」
「ロザラムさんは白いマスクと黄色の甲冑だった!そうだ、兄さんの格好も一緒だった。あれはうちの騎士達じゃ無い!」
「何だって!?」
ロイの言葉に二人は驚いた表情を見せた。
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