奈央と出会えたから。<140>
《奈央は、小さい頃から絵を書くのが好きだったじゃない。絵本作家になりたいって言ってた事もあったでしょう?!》
今朝は感情的になってて気付かなかったけれど―\r
母は、あたし自身でさえも言った事を忘れていた《絵本作家になりたい》っていう夢を―\r
知っていてくれたんだ―\r
覚えていてくれたんだ―\r
あたしが―\r
きっと、何気ない会話の中で話したのかもしれない、
ソノ、夢の話を―\r
母は―\r
ずっと―\r
ずっと―\r
それなのに―\r
それなのに―\r
あたしは―\r
何て事を言ってしまったんだろう―\r
何て酷い事を―\r
あたしは世界一の親不孝娘―\r
『何、泣いてるんだよ。俺、何か悪い事言った?』
気が付くと―\r
あたしは、その場に立ったまま泣いていた―\r
心配そうにあたしの顔を見つめる聖人―\r
『ううん。何でもない。』
今日は―\r
早めに帰って、お母さんに謝ろう―\r
あたしを一番大切に思ってくれている人は―\r
お母さん―\r
あなただけだと―\r
分かっていた筈なのに―\r
素直になれなかった自分に今、気付いたんだ‥‥‥。
今朝は感情的になってて気付かなかったけれど―\r
母は、あたし自身でさえも言った事を忘れていた《絵本作家になりたい》っていう夢を―\r
知っていてくれたんだ―\r
覚えていてくれたんだ―\r
あたしが―\r
きっと、何気ない会話の中で話したのかもしれない、
ソノ、夢の話を―\r
母は―\r
ずっと―\r
ずっと―\r
それなのに―\r
それなのに―\r
あたしは―\r
何て事を言ってしまったんだろう―\r
何て酷い事を―\r
あたしは世界一の親不孝娘―\r
『何、泣いてるんだよ。俺、何か悪い事言った?』
気が付くと―\r
あたしは、その場に立ったまま泣いていた―\r
心配そうにあたしの顔を見つめる聖人―\r
『ううん。何でもない。』
今日は―\r
早めに帰って、お母さんに謝ろう―\r
あたしを一番大切に思ってくれている人は―\r
お母さん―\r
あなただけだと―\r
分かっていた筈なのに―\r
素直になれなかった自分に今、気付いたんだ‥‥‥。
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