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和2

[296]  黒猫。  2008-05-01投稿
月香と咲夜による喧嘩は5分弱で済んだ。あのままにしていたら花瓶が割れ、クッションが破くけぐしゃぐしゃになっていただろう。

この喧嘩はうるさくて本が読めないと思った一人の少年によって止められた。
「…。うるさいから…。黙れ…。…殺すぞ…?…」

シーン

あれまでギャーギャーうるさかった二人が静かになった。二人を止めたのは長男.裕。もちろん長男ということは
「どーしたの?」
という空気読めない次男.空がやってくる。

シーン。

「しけた…」
「本当…」
愛と母が見守る中、裕は言いたいことだけいうと自分の部屋に帰っていった。空は「僕…来ない方が良かったのかなぁ?」と考えながら、リビングを後にした。

リビングに残された月香と咲夜はそのまま軽く10分、ボーッとして裕が入って来たドアを見つめていた。

夕ご飯の時、さっきのコトがあってか皆黙っていた…訳もなく、うるさいほど話していた。
「何々?喧嘩またしたと?」
「まぁ。そうなのですか。」
興味津々の三男.時と次女.椿が聞いてくる。
「これで17回目だよ…」
ため息をつきながら愛が言う。
「へー。そんなにしたっけ?」
「あと三回で20回だぁ!」
月香と咲夜が感想を述べる。
「20回超えたら…殺すっ!」
裕の《鶴の一声》が入る。
「裕兄、駄目だよっ。そんなコト言っちゃあ。」
「こらこら…。殺すとか言わないの。」
空と母が注意する。
「そうだよ…。」
父が少しだけ会話に入ろうとする。

これから始まる物語は
こんな家族の話です。

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