携帯小説!(PC版)

渇いた声

[325]  2008-05-02投稿



僕の言葉





此処にいて欲しいってこと





どうしてあの時言えなくなっちゃったんだろう






ただ形にされた言葉でしか君を繋ぎとめる事はできない



分かってたのに





ちっぽけな僕はただ高いだけの
それっぽっちのプライドに邪魔れたんだ






行きたいなら行けばいい
終わりにしたいなら終わらせればいい





言えたのはそれだけで







此処にいろって




言った時にはもうただの独り言になってた








君が必要だって

君じゃなきゃ駄目なんだって




どんなに想ったって



真実でも偽りでももう全部、届きそうになることさえ
ありえなくなって


















だけど僕は多分、今でも叫び続けてる




君の名前、声がなくなるまで

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