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君から僕に(私から君に)

[194]  マサムネ  2008-05-02投稿
「聞こえる?」
少し小さな声で君は話しはじめた。
何度も僕を呼んでくれた大好きな声で。
僕の返事を待たずに話しをはじめた。

「ずっと今までほんとォ〜に幸せでした。君と会ってから春も夏もづっとずっと幸せやったよ。
順番に思い出とか話したかったけどそれはいいよね?きっと今君が考えてるヤツと同じだよ。
そうだったら嬉しいね。きっとそうだよね、あの時が一番幸せだったから。
これからもパパとママは無理かもしれないけど弟とは仲良くしてあげてね。君のこと大好きだったから。サボテンも大切にしてね。
なに話していいのかわからないよ。
君と会えて、君を好きになって、君に愛されて、ホントに幸せでした。
今も君を思うとそれだけで幸せ。
もっと一緒にいたかったな。結婚式もしたかったし、君の赤ちゃんだって産みたかったな。
贅沢すぎるかもね。私は君と一緒にいれただけで幸せです。
君は赤ちゃん欲しがってたもんね。ごめんね。私やっぱりダメだった。
そろそろテープもイッパイです。死ぬことより君にサヨナラするのがつらくてこんな方法でゴメンね。大好きでした。心から全て君を想っています。
怖いよ…
もう会えないのかな?
大好きだよ。
…ガチャン…」

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