良子…自分を見つめ直して?
良子の方は、二人の男性と知り合ったみたいだげど、いずれも交際は上手くいっていないようである。
その良子は私に電話を入れて来た。
─親睦サークルに入りたい─との事だった。勿論、良子の入会は大歓迎である。ただ…、あのコの場合は条件を付ける必要があると私は(個人的に)思っている。手続きを済ませた良子に私は言った。
「こんな事を、今さら良子に言いたくないけど…、アンタ自身を見つめ直した方がイイと思うよ。でないと…」「…」
私から説教じみた言葉を聞かされたからか、良子は不機嫌な表情を見せた。自分の欠点をズバリ指摘されたから不愉快な気分になったのだろう。その気持ちはよく分かる。
こんな私だって人から色々と説教されたり、指図されると不愉快な気分になってしまう。人一倍プライドの高い良子なら尚更だろう。でも今回だけは、遠慮せずにハッキリと言うつもりだ。でないと…良子の為にならない。…私は確信している。それは、荻島良子自身の性格についてだ。
─自己中心的でワガママ、傲慢で欲深い─
これが良子の性格である。仲間によっては
「別にイイと思うけど、良子らしくて。性格は悪くても、正直だし…あのコらしく精一杯頑張って生きている」と、褒める人もいる。でも私も含めて…、
「良子自身、自分を見つめ直す必要がある」と、思っているのだ。由美と喧嘩したり、男性二人から嫌われたのも、良子の人柄に問題があったと言える。
私はこの事を良子に言い聞かせた。
「そうかもしれない」と、良子は素直に私の話しを聞き入れてくれた。
つづく
その良子は私に電話を入れて来た。
─親睦サークルに入りたい─との事だった。勿論、良子の入会は大歓迎である。ただ…、あのコの場合は条件を付ける必要があると私は(個人的に)思っている。手続きを済ませた良子に私は言った。
「こんな事を、今さら良子に言いたくないけど…、アンタ自身を見つめ直した方がイイと思うよ。でないと…」「…」
私から説教じみた言葉を聞かされたからか、良子は不機嫌な表情を見せた。自分の欠点をズバリ指摘されたから不愉快な気分になったのだろう。その気持ちはよく分かる。
こんな私だって人から色々と説教されたり、指図されると不愉快な気分になってしまう。人一倍プライドの高い良子なら尚更だろう。でも今回だけは、遠慮せずにハッキリと言うつもりだ。でないと…良子の為にならない。…私は確信している。それは、荻島良子自身の性格についてだ。
─自己中心的でワガママ、傲慢で欲深い─
これが良子の性格である。仲間によっては
「別にイイと思うけど、良子らしくて。性格は悪くても、正直だし…あのコらしく精一杯頑張って生きている」と、褒める人もいる。でも私も含めて…、
「良子自身、自分を見つめ直す必要がある」と、思っているのだ。由美と喧嘩したり、男性二人から嫌われたのも、良子の人柄に問題があったと言える。
私はこの事を良子に言い聞かせた。
「そうかもしれない」と、良子は素直に私の話しを聞き入れてくれた。
つづく
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