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私の恋日記

[338]  未来  2008-05-05投稿
1.恋の始まり
あれが、あなたとの始まりだったよね。つらくて、甘くて、淡くて、幸せな、恋の始まり。

「ねェ♪、未来〈ミク〉って、カレシいないの?」
いきなり未来に声をかけてきたのは、初めて喋る、未来の前の席の子。
「あ、あたしは美衣!よろしく♪」
明るくて、可愛い子。イギリスのお人形みたいな子。そばかすがあって、目はブル。肌はそばかす以外、何もなくて、真っ白。
「うん…いないよ」高校に入って1ヵ月。なのに友人か一人もいなかった。暗くて、ブサイクな私。「フーン…少し、メイクしてみれば?スカートも短くして♪」
私の髪に美衣の手が触れる。いいにおい…。
「クス!今日、合コンあるんだ♪一緒に…ど?」
衣は意地悪だ。私が行けるわけ…ないじゃん。
「あたしがメイクしたるっちゅーの♪」そういうと、強引に私をトイレに連れていった。
「じっとしてね♪」私の特徴。丸くて、そばかすだらけ、みつあみで、唇ガサガサ。私に会う単語は、デブ、ブス。
「ほい、出来上がり〜♪」
目を開ける。
「…ど?」美衣は私の顔をのぞく。
「あ〜も♪泣いちゃダメだっちゅーねん!!」
「だって、だって…!!!!!」
「も〜かわいい!」友達になりたいな。そう思った。
「未来!こっちこっちぃ〜♪」
少し怪しげなお店。2対2で合コンらしい。カラン…と、重い扉を開ける。
…煙草臭い…お酒臭い…
いきなり“うっ”とくる。せっかくオシャレして着た可愛いワンピースも、手でつかんでいて、くしゃくしゃになる。
「大丈夫…?あの、すいません。場所、変えませんか♪?」「そうやなぁ…そうや!マック、いくか?」
初めて聞く関西弁。「じゃ、そうしようか。」もう一人の方は灰皿に煙草をおしつける。
車を出してくれた。「…さ、始めよか!」
「自己紹介♪あたし、美衣って言いまーす♪」
明るい。凄いな。
「えと…未来と言います…」
暗い…逆に凄い…
「俺はしずか。21歳!」
細目で、黒髪。大人だぁ〜
「最後にわいはルイ!関西から来たんやで!」
あははは!!!!!「それくらい分かるっちゅーの♪」
しずかも美衣も笑っている。わたしらおどおどして、笑っていいのか迷ってる。「未来はいいこやなぁ」
ぽん!と頭をなでてくれた。
胸が、ドキドキしたんだ…

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