ハイブリッドワールド 第2話
重要な事?だがウラにとってそれは夢を見ていたようでさほど重要な事とは思ってなかった。
だがその内容はものすごく大事な内容だった。
『世界を救ってくれ』
そんなシンプル且つスケールのでかい内容だった。
「世界って言われてもなぁ…うちの部隊は東京のCブロック担当だし…管轄外っていうか…」
独り言も交えながらそんなことを少し興奮気味に考えていた。他に考えなければいけない事が山ほどあるのだが…
ウラの独り言が数分続いたときだった。洞窟の奥のほうからかすかに人の声が聞こえたような気がした。
ウラは独り言を止めて目を凝らした。
「うわ!!」
ウラは思わず大声を出してしまった。
思いのほか近くにその声を発した何かがいたからだ。
人!?小さいな…子供か?もしかしてずっと近くにいたのか…?
そんな考えが頭を駆け巡っている。
ウラは恐る恐る近寄ってみた。
「きゅーしぇーしゅ」
小さな子供がこっちを指差している。子供といってもかなり幼い、ついこの前まで赤ん坊でやっと男か女か判断つくかつかないか…たぶん女の子だろう…そのくらい幼い。
「キューシェーシュ?え?何て?」
「きゅーしぇーしゅ、きゅーしぇーしゅ」
女の子はそう言いながらおぼつかない足取りで抱きついてきた。
暗闇に女の子、若干怖いシチュエーションに少しビビりながらもウラは女の子を受け止めいくつか質問してみた。
しかし幼すぎる女の子が理解するにはちょっと無理があったようだ。
だが女の子は何かを伝えようと洞窟の入り口?のほうを指差した。
「とりあえず外に出てみろって?そう言いたいんでちゅか?」
ウラは慣れない赤ちゃん言葉で女の子に聞くと小さく二回頷いた。
だがその内容はものすごく大事な内容だった。
『世界を救ってくれ』
そんなシンプル且つスケールのでかい内容だった。
「世界って言われてもなぁ…うちの部隊は東京のCブロック担当だし…管轄外っていうか…」
独り言も交えながらそんなことを少し興奮気味に考えていた。他に考えなければいけない事が山ほどあるのだが…
ウラの独り言が数分続いたときだった。洞窟の奥のほうからかすかに人の声が聞こえたような気がした。
ウラは独り言を止めて目を凝らした。
「うわ!!」
ウラは思わず大声を出してしまった。
思いのほか近くにその声を発した何かがいたからだ。
人!?小さいな…子供か?もしかしてずっと近くにいたのか…?
そんな考えが頭を駆け巡っている。
ウラは恐る恐る近寄ってみた。
「きゅーしぇーしゅ」
小さな子供がこっちを指差している。子供といってもかなり幼い、ついこの前まで赤ん坊でやっと男か女か判断つくかつかないか…たぶん女の子だろう…そのくらい幼い。
「キューシェーシュ?え?何て?」
「きゅーしぇーしゅ、きゅーしぇーしゅ」
女の子はそう言いながらおぼつかない足取りで抱きついてきた。
暗闇に女の子、若干怖いシチュエーションに少しビビりながらもウラは女の子を受け止めいくつか質問してみた。
しかし幼すぎる女の子が理解するにはちょっと無理があったようだ。
だが女の子は何かを伝えようと洞窟の入り口?のほうを指差した。
「とりあえず外に出てみろって?そう言いたいんでちゅか?」
ウラは慣れない赤ちゃん言葉で女の子に聞くと小さく二回頷いた。
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