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月の葉書2部4ー4

[426]  速見  2008-05-05投稿
〜風紀〜

風紀)月の葉書か………やっぱそうか。

風紀はおっさんが月の葉書を出しても驚きはしなかった

おっさん)ほう。驚かないんだな

おっさんは関心すると

風紀)あぁ、月の結晶を聞いた時から想像はしていた

ジッと先を見据えながら答えた

ヨウ)流石は腕が立つと言われた男だけある。面白い、私の名はエ・ヨウ参る

ヨウが構える

風紀)風間風紀参る!

風紀も構えた



先に動いたのはヨウの方だった。葉書が光るとヨウの腕が炎に包まれた

風紀)炎の力か……

風紀が呟くと

ヨウ)それだけではない

ヨウがそう言うと

風紀)なっ

流石の風紀もこれには驚きを隠せなかった

みるみるうちにヨウの体が豹に返信したのだ









〜ナラビ〜


ナラビ)(結構速い

ナラビは動揺していたが男は待っちゃくれない

男)おらおら、ボサッとしていたら死ぬぞ!!


男は、片時も休まずに攻撃を仕掛けてくる。ナラビはギリギリにかわすのがやっとみたいだ

ナラビ)(何とか僕も攻撃を当てなきゃ……けど直接攻撃したら腕が溶ける…どうしたら………。ここで死んだらフライに……

そう思ったナラビは走馬灯に何かを思い出した

ナラビ)あっ!

何か思いついたようだ










〜香雲〜


女)キャハハハハ


女の甲高い笑い声が空間に響く

女)良い反応じゃない。とっさにしゃがんでかわすなんて。けど……

パサッ

香雲の髪が切れ落ちた。香雲の特長である長いストレートの黒い髪がバッサリ切られて、男みたいな髪になっていた

女)女の命の髪が切られるなんてざまぁないわねぇ

女が香雲を見下して笑う

しかし香雲は………


香雲)フッフフッ

不気味な笑い方をした。そして静かに女を見つめて

香雲)髪の恨みは怖いわよ

香雲は笑って言った

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